バイクのトラブルで多いガス欠の防ぎ方
バイクを運転していて多いトラブルのひとつにガソリン切れ、すなわちガス欠が挙げられます。市販されている殆どのバイクには、ガソリンメーターは装備されていません。ですから、バイクの燃費と給油してからの走行距離から、ガソリンの消費量を常に計算しながら運転する必要があります。
これが、ガソリン切れを未然に防ぐひとつの手段です。そして、ガソリンを給油してからある程度走行した時点で、ガソリンの残量を確認することも重要です。燃料油キャップを外してガソリンタンクの中身を目視で確認して、ガソリンの残量を確認する方法と、タンクを揺らして、その音で残量を確認する方法があります。
しかし、運転中はそのような事を確認することを忘れてしまうことが多いです。ですから、日頃から常にオドメーターを見る癖をつけておくことが大切です。ガソリンを給油した時点での走行距離、そして現時点での走行距離を常に確認しながら運転していますと、ガソリン残量の確認を忘れることはありません。
ガソリン残量の確認を常に行っていますと、バイクの平均燃費が把握できますので、その平均燃費から走行距離に注意しながら運転していますと、突然のガス欠というアクシデントに見舞われることはありません。ガソリンが無くなりますと、突然スローダウンして完全にストップしてしまいます。
ガソリンスタンドまでの距離が遠い場合は、手押しで持っていく必要がありますので大変です。ですから、これらの方法でガソリン残量を常に把握することが重要なのです。