バイク 定番トラブル解決マニュアル

エンジンがかからない時の対策

バイクのエンジンが急にかからなくなると、非常に困ります。その場から動けなくなってしまうので、修理してもらうにはお店まで推していかないといけなくなる可能性もあります。場合によってはロードサービスに連絡して、移動してもらう必要が出てくるかもしれません。道路上でトラブルが起きたら、まずは安全な場所に移動します。そしてから、原因を探します。

まずはセルモーターが回らない場合です。キルスイッチが入っているか確認して、OFFになっていたらONに切り替えるようにします。バッテリー上がりの場合はバッテリー交換が充電をします。ヒューズ切れや配線不良の場合は配線を見直して交換するか繋ぎ直して導通テストを行います。セルモーターの不良が原因ならば直結テストをして作動しないならオーバーホールかASSY交換です。セルモーターは回るのにエンジンがかからない場合は燃料系の不良の可能性があります。

ガソリンが入っているか、ヒュエルコックはONかRSEになっているか、ホースを外してガソリンが出るか確認します。キャブレター詰まりが原因なら、キャブレターのオーバーオールを行います。プラグ不良なら外して焼け具合をチェックします。プラグコードに差し込んでボディアースで火花が出るか確認してみて、出ないようならプラグ交換をします。

点火コイルの不良が原因なら、コイルを交換します。トラブルに対処できるように、チェックポイントをまとめて自分用の非常時バイク対策ノートを作っておくと安心です。

エンジン