タイヤのトラブルは致命的

バイクのトラブルの中で一番怖いもののひとつにタイヤトラブルがあるので、安全に乗るためには前後の点検を欠かすことができません。

車であってもパンクやバーストがあれば大事故につながりかねないポイントですが、二輪のバイクの場合にはその影響は更に大きなものとなり、文字通り致命的な問題となってしまうので十分に注意をして置かなければなりません。路上に落ちていた突起物を踏んで穴が空いてしまったというケースは避けようがありませんが、摩耗をしていたのを放っておいたことでパンクしてしまった、空気圧が適正でなかったために問題が生じたというものであれば、事前に避けることができるわけですから、これらの部分はしっかりと確認をしておくようにしましょう。

乗車の前には前輪、後輪ともに摩耗をしていないか、ゴムの劣化が見受けられないか、ひび割れが入っていないかということを確認することが大切です。いくらゴムが新しくても溝がすり減っていれば替え時ですし、逆に溝が残っていてもゴムの劣化やひび割れがあれば替え時ということになります。

空気圧の点検のも日常的に行っておく必要があるポイントであり、多すぎても少なすぎてもトラブルの原因となるのでよく確認をすることを頭に入れて置かなければなりません。簡単なチェックをするだけで安全が保たれることになりますから、最低限バイクに乗る時にはタイヤの点検だけでもしっかりと行っておくようにしましょう。