バイク 定番トラブル解決マニュアル

ハザードランプのトラブル解消

ハザードランプ

大型バイクの中には、ハザードランプが標準装備されているものもあります。道路を走行していると、故障などが原因で止むを得ずバイクを停めなくてはならないケースも珍しくありません。その際に点灯させておくと、自分の身を守ると同時に後続車にも異変を知らせられます。

ただし、頻繁に使用するわけではないため、いざという時になって作動しないといったトラブルが起こって慌てることがあるのです。そのような事態を避けるためにも、普段からチェックしておくことをおすすめします。まず、スイッチをオンにしてみて、光り方が弱々しいと感じるなら、バッテリーが十分に充電できているのかを確認しておきます。修理工場はもちろんですが、ガソリンスタンドの中にも電圧を計測できる機械がある場合も多いので、お願いしてみましょう。

もしもバッテリーに問題がなければ、次に考えられるトラブルは電球の劣化です。最近の大型バイクはLEDを使用しているメーカーも多く、いわゆる電球切れなどといったことは少ないです。そのため古いバイクに乗っているなら、試してみる価値はあるでしょう。

中にはまったく反応しないといったケースも見られるのですが、これは配線に異常があるのかもしれません。単に外れている、ねじ曲がっていて接触が悪いなら、それを解消してやるだけで直ります。しかし、一見して原因が特定できないのであれば、配線をやり直す方が良いです。分解する前に写真を撮ったり、配線図を用意したりしておくとスムーズに行えます。