バイク 定番トラブル解決マニュアル

バイクのプラグのトラブル

プラグ

バイクは大まかに言うと、キャブレターからシリンダーの中に入ってきたガソリンと空気の混合気に点火をして、爆発させることで動くようにできています。プラグとはこの時に火花を散らす役目を担っているので非常に大切です。なぜなら火花が散らない限りはバイクを動かすことができないからです。

ガソリンは十分に入っている、そしてバッテリーも異常が見られないにも関わらず、バイクのエンジンがかからないのであれば、プラグに何かしらのトラブルがあると考えて差し支えがないです。そんな時はまず外して軽く磨いてやりましょう。気をつけたいのは金ブラシでやらないことで、傷をつけてしまうとますます火花が出にくくなるため、歯の柔らかいブラシをこすってやるのが良いです。

それでもエンジンがかからないのであれば、寿命を迎えていると考えるべきです。専門店に行って交換してもらうのも良いですが、ホームセンターやバイク用品店に売っています。それに決して難しい作業ではないので、自分でやっておくと費用の節約になります。

キャップを外して反時計回りに回してやると緩むので、後は手でも取れます。新しいものはその反対の手順でやれば良いだけなのですが、規定のトルクで締め付けるようにしておきたいです。数値に関して説明書やメーカーに問い合わせればわかります。加えてグリスを塗っておくと熱で鉄同士が接着してしまうのを防げます。ここまでできたら、エンジンがかかるのかを確認して終了です。