バイク 定番トラブル解決マニュアル

バイクのトラブルに関する様々な症状に対処する

トラブル
フェアリング

バイクに乗っていると思わぬトラブルが発生する場合があります。例えば遠出したなど場合にタイヤがパンクしたときには、簡易な空気入れを携帯していれば応急対処することができます。また近くにガソリンスタンドがあれば、一時的に空気を入れてもらうことも可能です。応急処置を施した後は近くのバイク屋さんまで行き、修理を依頼することになります。修理を依頼する場合にはある程度のお金がかかるので、遠出をする場合には金銭的にも余裕を持つことが重要です。運転免許証など身分証明書を提示して、後日支払うこともできます。

安全にバイクに乗り続けるためには定期的な点検とメンテナンスが重要になります。点検とメンテナンスをしっかり行うことで、様々なトラブルの症状が発生するのを未然に防ぐことができます。バイクに乗る前には点検するべきポイントとしては様々なものが存在します。燃料やオイル、車輪、チェーン、エンジン、ブレーキ、クラッチ、灯火器、バックミラー、締め付けなどは確実に点検することが重要です。特にボルトの締め付けが振動によって緩んでいる場合には、命に関わることがあります。250㏄を超えるオートバイには2年ごとの車検制度が存在します。しかし排気量に関わらずオートバイは人の命を乗せて走ります。どのようなオートバイに乗るにしても、乗車前に車両の状態をしっかり点検し把握することが重要です。事前の点検を確実に行うことで、トラブルを防ぎに安全にオートバイを運転することができます。

バイク

意外と多いヒューズ切れ

ヒューズ

バイクにも車と同じように電装系の部品が多く使われていますし、ヘッドライトやウィンカー、テールランプなどの保安部品の他にもエンジンをかける為のセルモーターや近年ですとナビなども搭載出来るようになっていて電装系の部品は無くてはならないものになっています。

ですが、バイクに限らず電装系の部品が増えるという事はそれだけトラブルも増えるという事になり、その中でも多いのがヒューズ切れでしょう。ヒューズは電装家の部品それぞれに設定されていますが、異常な電圧がかかった時に全体の保安の為に切れて電流を遮断する働きをします。

ツーリング

ですのでウィンカーの部分が切れますとウィンカーが点灯しなくなってしまいますし、ヘッドライトの部分が切れますとヘッドライトが点かないといった事になります。また、バッテリー交換の際などに失敗しますとメインの部分が切れてしまい電装系全体に影響がある場合もあります。

こうしたケースは例外としても、バイクは電装系の部品を含めて基本的にはむき出しです。もちろんなるべく雨などに濡れないような作りにはなっていますが、完璧な防水などはあり得ませんし、走っているうちに所どころ傷んできてしまうものです。そうしたちょっとしたところからも漏電などは起きてしまう事があり、それがこうしたトラブルの要因ともなってしまいます。

こうしたトラブルを避ける為にも、予備を多めに準備しておくのはもちろん、日頃からの点検を欠かさない事が大事です。

バイクから煙が出る原因について

バイクから煙

バイクを運転していますと、車体から煙が出るトラブルに見舞われることがあります。このトラブルの原因として、いくつか挙げられます。

まず、エンジン部分から発生するものです。これは、エンジンオイルが劣化もしくは減っている状態となり、エンジンが焦げ付いていることによるものです。そのような場合ですと、早急にエンジンオイルを交換、補充する必要があります。エンジン関係になりますと、プラグの不具合なども考えられます。エンジンはバイクにとって心臓とも言える部分ですので、早い段階での対処が必要となります。暑い時期になりますと、エンジンのオーバーヒートもあり得ます。特に空冷のバイクは注意が必要です。水冷だから大丈夫という訳ではなく、ラジエーターの冷却水が漏れていたりして正常に機能していなければ、水冷でもオーバーヒートを起こします。ですから、運転する前のエンジン部分の点検は重要なのです。

エンジン

エンジン以外の要因としましては、部品、例えばカウルなどが高温になるエンジンやマフラーに接触して、熱を帯びて発生するというものです。これは、運転を始めてからでないと分からないことですので、発煙に気付いたらすぐにその発生箇所を特定することが大切です。

その他の要因としましては、ブレーキ時に発生するものです。急ブレーキをかけたりしますと、ブレーキパッドに多きな摩擦力がかかりますので、焦げたような臭いがすることがあります。これらのことが、主なトラブルの原因です。

特殊なバイク ハーレー

バイクから煙

輸入バイクのハーレーは日本のバイクとは少し違い、特殊な構造をしています。日本製ならば整備はできても、ハーレーの整備はできないというプロの整備士がいるぐらいです。日本のバイクほど情報が多くなく、整備マニュアルが英語だというのも難点です。

ハーレー純正パーツならまだしも、社外のカスタムパーツですと、日本語マニュアルはありません。

メンテナンス等で困っているようでしたら、下記のサイトがオススメです。
http://www.strongest-maintenance.com/

ハーレー独特のメンテナンス方法と、気になるバッテリーの事が日本語で丁寧に書いてくれています。国産バイクのオーナーではなく、ハーレーのオーナーならば、読んでみる価値があります。電気系の事は要チェックです。

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